News / Journal
たとり直樹とスタジオ壱景16
15からの続き
暫定新住居は、元の事務所から車で3分ほどの場所のやや古いアパートでした。まず暗室できるようにしました。不動産屋さんのご厚意で特例で住ませてくれるので「暗室しやすそうな部屋を…」などと要望など言ってる場合ではなかったですが、ちょっとの工夫で暗室にできるような間取りなのは助かりました。3~4人世帯が住めるような間取りだったんで、次の仕事場が見つかるまで機材や材料をしまっておけたのも幸いでした。また、退去した事務所の大家さんのお宅がこの建物の近くにあり、事後処理の相談に何度かうかがわせてもらいました。被災早々の退去決定に対し慰留してくださったり、それ以前から良くしてくださってたので名残惜しかったです。時系列が乱れますが、東京にいたときに三軒茶屋で借りてた駐車場の大家さんにもめちゃくちゃお世話になりました。おうちの玄関先を駐車場に貸してくださってたんで、水道使って洗車していいとかその時にバケツ貸してくれるとか、さらに福井に移転するための解約とご挨拶に伺ったら「東京に仕事で出てくることあれば泊まってね」と「そんなことある?!」な親戚以上なご親切を賜りました。ほんとに数回泊まらせていただき、温情が身に染みたことを時々思い出します。その駐車場の大家さんの息子さん(といっても私より年上ですが)がイベント制作会社にお勤めで、洗車してたら「写真の仕事なんですか?」と話しかけてくれてのちに仕事を出してくださることになり今も年賀状の行き来があるご交誼を賜っております。続く
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